ChatGPTの概要について、その１で見てきましたが、ここでは、実際にChatGPTを使ってみたいと思います。
OpenAIのホームページからChatGPTの利用登録を行ない、利用するまでの手順について解説します。
なお、この記事を書いている2023年4月の時点でGPTの最新バージョンはGPT-4となっていますが、ここでは、無料で利用できるGPT-3.5を使用します。
ChatGPTの登録方法
OpenAIのホームページにアクセス
まずはじめに、OpenAIのホームページにアクセスしましょう。
ChatGPTを選択
OpenAIのホームページにアクセスしたら、サイト上部にあるメニューバーから「Products」を選択し、「Chat」の欄からChatGPTを選択してください。
または、下のChatGPTのページで、「TryChatGPT」からでも行けます。
利用登録を行なう
はじめて利用する場合、アカウント作成をします。「Sign up」をクリックします。
メールアドレス、またはグーグルかマイクロソフトのアカウントでもサインインできます。ここではグーグルアカウントで登録します。
アカウントを選択します。
「人間であることを確認します」にチェックをします。
氏名と生年月日を入力します。
電話番号を入力し、送信します。
その電話にSMSでOpenAI API 認証コードが届きますので、入力します。
ChatGPTの画面になれば、登録は完了です。
わりと簡単に使えるんだね
Chatの使い方
チャット形式で簡単に入力
「New chat」機能は、ChatGPTに直接入力することができるインターフェースです。以下は、入力方法の手順です。
- OpenAIのホームページにアクセスします。https://openai.com/
- ページ上部のメニューバーから「Products」を選択し、「ChatGPT」をクリックします。
または、下のChatGPTのページで、「TryChatGPT」からでも行けます。
https://openai.com/blog/chatgpt - ChatGPTのページが表示されたら、「New chat」をクリックします。
- 下の「send a message」が現れている入力枠をクリックして、カーソルを合わせます。
- 入力欄に、対話を開始するテキストを入力します。例えば、「こんにちは、最近どうしてる？」と入力すると、ChatGPTが返答を生成します。
- ChatGPTが生成した返答を読み取り、追加で入力を続けることができます。
実際に入力して会話しました
「こんにちは、最近どうしてる？」と質問したら以下のように回答されました。
会話能力（情報の精度）
日付や天気
つづいて以下のように明日の天気を質問しました。
日本時間の4/8(土)の22時に明日の日付と天気を質問しました。明日の日付は、4/9(日)で回答してほしいのですが、回答は以下の通り日付が4/9(土)、天気は位置情報がないため分からないとのことでした。
GPT-3.5や４は、2021年までの情報で学習しているため、それ以降の情報はないと言われています。
ですが、曜日は違いますが、日付は分かっているようです。もう一度以下のように質問します。
今度は曜日も含めて正しく回答してきました。天気については、晴れは同じですが、気温予報が若干違いました。
どの天気予報を使っているか聞いたのですが、以下のような回答でした。
どこにも日和ってなく独自の判断をしていると言っているようでもあり、これをどう捉えたらよいか何とも分かりませんね・・
でも、情報は持っており、ある程度の精度はありそうです。
日常生活の情報
さきほどの質問につづいて、以下の質問をしました。プロ野球の日程情報に関する質問です。
4/9は広島カープと14時から試合という回答でしたが、対戦相手は広島でなく中日でした。時間はあっているのですが、微妙に違います。
そこで、もう一度確認します。すると、あっさり訂正してきました。ですが、広島との試合は４月１１日だというので、確認すると、
また間違ってました（笑）。広島との試合は４月２１日からでした。
聞けば、この情報は種々サイトからデータ収集しているとのことですが、自ら言うように誤りがあるようです。
ChatGPTは2021年までのデータで学習していますが、常にアップデートをしているとのことです。ですが、自ら言うように正確かどうか、常に確認してくださいとのことです。殊勝なAIですね。
常に勉強しているので、ある程度は信頼できるけど、完ぺきではないということなんだね
まとめ
OpenAIのホームページからChatGPTの利用登録を行ない、実際に利用してみるところまで解説しました。
会話形式で簡単に知りたい情報をかなりの精度で回答してくれます。
GPT-3.5は2021年までに公開された大量のインターネットコンテンツで学習されており、それ以降の情報精度はないとのことでしたが、常に最新の情報にアップデートして学習をしているようです。
ただし、その情報が正確かどうかは、うのみにせず常に確認しながら利用する必要があります。
次の記事は、もう少し複雑な質問にどれだけ回答できるかなど、見ていきたいと思います。
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